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Installing FreeBSD 6.1 on an IBM ThinkPad T41

Updated : 2006/07/01
Created : 2006/05/09

まえがき

ブートディスクを用意する

インストールを開始する

インストール後の設定

アプリケーションの導入

デスクトップの設定

アプリケーションの導入

リンク

まえがき

2006/05/08(-07:00) に、FreeBSD 6.1-RELEASE が公開された。 早速インストールしてみたのでメモを公開する。 目的としては、FreeBSD 6.1-RELEASE を使用してデスクトップ環境を構築することだ。 しばらくの間、作業の情報とまとめながら本ページを更新することにする。

インストールしたマシンは、IBM ThinkPad T41 (2372-9FJ) だ。 尚、メインメモリは 1024 MB まで増設されている。 今回も、インストールには USB フロッピーディスクドライブを使用し、ネットワークインストールを選択する。 USB フロッピーディスクは、FD-05PUB に IBM のシールを貼った製品のようだ。

ブートディスクを用意する

Index of ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/6.1-RELEASE/floppies/ からファイルをダウンロードする。 ファイルのリストは以下のとおり。

boot.flp
kern1.flp
kern2.flp

なぜかこのフロッピーディスクドライブを FreeBSD 6.0 で使用できないため、Debian GNU/Linux 3.1 上で作業した。

# dd if=filename of=/dev/fd0

今どきのマシンは、フロッピーディスクドライブを搭載していない場合もあるので、CD-ROM で起動してインストールする方法を書いておく。 Index of ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/ISO-IMAGES/6.1 ディレクトリにある、6.1-RELEASE-i386-bootonly.iso を CD-ROM に焼いて、この CD-ROM からマシンを起動すれば良い。

インストールを開始する

インストールを開始する。 USB フロッピーディスクドライブを T41 に接続し、boot.flp ファイルが保存されているフロッピーを挿入して T41 を起動する。 FreeBSD 6.0 と同様に、しばらくすると、kern1.flp ファイルのフロッピーを挿入してくれと指示される。 またしばらくすると、kern2.flp ファイルのフロッピーを挿入してくれと指示される。 更に待つと、boot.flp のフロッピーを再び挿入してくれと指示される。

これで終了だ。 いつものブートメニューが表示される。 1. Boot FreeBSD [default] を選択して起動する。

Country Selection

さっそく FreeBSD 6.0 と異なるメニューが表示された。 「Please choose a country, region, or group. Select an item using [SPACE] or [ENTER].」と表示されている。 「108」に Japan が存在するので選択しておく。

System Console Keymap

The default system console driver for FreeBSD (syscons) defaults to a standard "American" keyboard map. Users in other countries (or with different keyboard references) may wish to choose one of the other keymaps below. Note that sysinstall itself only uses the part of the keyboard map which is required to generate the ANSI character subset, but your choice or keymap will aose be saved for later (fuller) use.

既に Japanese 106 が選択されているので OK を選択する。

sysinstall Main Menu

ここは、これまでと同様の画面が表示されているようだ。 Options で Editor を /usr/bin/ee から /usr/bin/vi に変更する。

Standard (Begin a standard installation (recommended)) を選択する。

Select Drive(s)

複数のドライブ(今回は HDD と FDD)が接続されているため、インストール対象のドライブを選択することになる。 ad0 を選択する。 ちなみに、FDD は da0 として認識されている。

パーティションを設定する

FDISK Partition Editor で適切な設定をする。 この HDD を FreeBSD のみで使用するため、全てを削除 D し、全てを選択 A する。 Q で終了する。

Install Boot Manager for drive ad0?

シングルブートするので、BotMgr と Standard と None から「Standard」を選択し、標準の MBR をインストールする。

FreeBSD Disklabel Editor

パーティションの設定をする。

ad0s1a / 512MB USF2
ad0s1b swap 1024MB SWAP
ad0s1d /var 1024MB UFS2+S
ad0s1e /tmp 1024MB UFS2+S
ad0s1f /usr 20480MB UFS2+S

Choose Distributions

ALl を選択して OK する。 ports collection もインストールする。

Choose Installation Media

FTP を選択する。 近場の FTP サーバを探す。 Japan には、以下の 9 台が存在するようだ。
ftp[2-9]?.jp.freebsd.org
意味もなく ftp3.jp.freebsd.jp を選択する。

Network interface information required

どのネットワークインタフェースを使用するか質問された。 em0(Intel(R) PRO/1000 ethernet card) を選択する。

User Confirmation Requested

IPv6 の設定をしたいか質問されたが不要であるため No を選択する。

DHCP 環境かを質問されたので Yes を選択しておく。
Host name と Domain を設定しておく。 他の情報は DHCP サーバにおまかせ。

Last Chance とか脅されるが、迷わず Yes を選択する。

がりがりダウンロードしはじめる。 しばらく待つ。

User Confirmation Requested

ネットワークゲートウェイに使用したいか聞いてきたので No を選択する。

inetd を使用するか聞いてきたので No を選択する。

SSH login を有効にするか聞いてきたので Yes を選択する。

FTP アクセスを有効にするか聞いてきたので No を選択しておく。

NFS サーバを有効にするか聞いてきたので No を選択しておく。

NFS クライアントの設定を有効にするか聞いてきたので Yes を選択しておく。

consol の設定をするか聞いてきたので No を選択しておく。

time zone の設定をするか聞いてきたので Yes を選択する。 次の質問は CMOS クロックを UTC にセットするか聞いてきたので No を選択する。 5 Asia を選択し、18 Japan を選択する。 JST で良いか聞いてきたので Yes を選択する。

Linux binary compatibility を有効にするか聞いてきたので Yes を選択(自動的にダウンロードされてインストールされる)する。

PS/2 マウスを使用しているか聞かれたので No を選択する。

FreeBSD の package collection を browse するか聞かれたので No を選択する。

initial user を追加するか聞かれたので Yes を選択し、User を追加(operator と wheel グループに追加し、/bin/sh を /bin/tcsh に変更する。)する。

root のパスワードを設定する。

改めて general configuration menu を確認するか聞かれたので、No を選択する。

sysinstall Main Menu で Exist Install を選択する。

本当に exit するか質問されるので Yes を選択する。 reboot するので、フロッピーをドライブから抜いておくこと。

インストール後の設定

時刻を同期する

時計が狂ってしまわないよう、ntpd で時刻を同期するよう設定する。

% su - # vi /etc/ntp.conf server ntp1.jst.mfeed.ad.jp server ntp2.jst.mfeed.ad.jp server ntp3.jst.mfeed.ad.jp server 127.127.1.0 :wq

マシンを起動した際に ntpd も起動するようにする。

# vi /etc/rc.conf ntpd_enable="YES" :wq

サウンドの設定

音を出すためサウンドデバイスの設定をする。

# vi /boot/defaults/loader.conf ### 303 行目あたりに snd_driver の行で NO を YES に変更する snd_driver_load="NO" # All sound drivers ### vi を終了する :wq

アプリケーションの導入

CVSup をインストールする

cvsup をインストールする。 ここは 6.0 R と同様の作業で良さそうだ。

# pkg_add -r cvsup

設定ファイルを編集する。

# ls -l /usr/share/example/cvsup/ports-supfile r--r--r-- # cp /usr/share/example/cvsup/ports-supfile /etc # chmod 0644 /etc/ports-supfile # vi /etc/ports-supfile ### 51 行目あたりに以下の行が存在するので... *default host=CHANGE_THIS.FreeBSD.org ### このように変更する。 *default host=cvsup3.jp.FreeBSD.org

サーバ一覧

cvsup[2-6]?.jp.freeBSD.org

実行する。

# cvsup -g /etc/ports-supfile

portupgrade をインストールする

portupgrade パッケージをインストールする。 ここも 6.0 R と同様の作業で良さそうだ。

# cd /usr/local/sbin/portupgrad # make install clean ### DBD4 を使用するか聞かれるので ### インストールを選択する。

設定ファイルを編集する。

# vi /usr/local/etc/pkgtools.conf ### 環境変数を設定している行のあたりを以下のように記述しておく。 ENV['PORTSDIR'] ||= '/usr/ports' ENV['PORTS_INDEX'] ||= ENV['PORTSDIR'] + '/INDEX' ENV['PACKAGES'] ||= ENV['PORTSDIR'] + '/packages' ENV['PKG_PATH'] ||= ENV['PACKAGES'] + '/All' ENV['PKG_BACKUP_DIR'] ||= ENV['PKG_PATH']

vi を終了する

:wq

実行する。 cvsup を実行した後に実行すること。

# portsdb -Uu

デスクトップの設定

xorg をインストールする。

xorg をインストールする。 ここも 6.0 R と同様の作業で問題なかった。

# cd /usr/ports/x11/xorg # make install clean

設定ファイルを作成するためコマンドを実行する。

# /usr/X11R6/bin/Xorg -configure

コピーして編集する。

# cp /root/xorg/conf.new /etc/X11/xorg.conf # vi /etc/X11/xorg.conf ### フォントの設定を追記する FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/" ### モジュールの設定を追記する Load "xtt" ### キーボードの設定を追記する Option "XkbModel" "jp106" Option "XkbLayout" "jp" ### トラックポイントを有効にする # Option "Device" "/dev/sysmouse" Option "Device" "/dev/psm0"

Xfce のインストール

DNS で「自ホスト名 <-> IP アドレス」の名前解決をできるようにしていないなら、/etc/hosts に必要な情報を記述して、名前解決できるようにしておく。

# vi /etc/hosts ### 例 IP address hostname hostname.example.com ### 以下のように追記する 192.168.0.10 apple apple.example.com

Xfce をインストールする。 途中、オプションを有効にするか質問されるがデフォルトで十分。

# cd /usr/ports/x11-wm/xfce4 # make install clean

~/.xinitrc ファイルに書き込み。

# exit % echo "/usr/X11R6/bin/startxfce4" >> ~/.xinitrc

正常に起動するか確認すること。

% /usr/X11R6/bin/startx

続いて、環境変数を設定する。 これを設定することでメニューなどが日本語で表示されるようになる。

% vi ~/.cshrc setenv LANG ja_JP.eucJP

フォント

ちなみに、デフォルトのフォント設定では、かなり読みづらいはずだ。 「タスクバー」に xfce-setting-show というアイコンが存在するはずだ。 それをクリックすると、新しいウィンドが表示され、表示されているアイコンから「「ユーザーインターフェイス」を選択してクリックする。 フォントはデフォルトで「Sans 9」が選択されているはずだ。 これを Bitstream Vera Sans Mono 9 に設定すると読みやすい。 他にも読みやすいフォントが存在するはずなので、いろいろ試してみると良い。

アプリケーションの導入

SCIM + Anthy で日本語入力

日本語を入力するための設定をする。

% su - # cd /usr/ports/japanese/scim-anthy # make install clean

~/.xinitrc ファイルを編集する。 startxfce4 コマンドの上に記述する。 記述した後に、X を再起動して、[Ctrl] キーを押下しながら [Space] キーを押下すると、画面の右下にバーが表示されたら、日本語を入力できるモードになる。

% vi ~/.xinitrc export XMODIFIERS=@im=SCIM export GTK_IM_MODULE=scim echo '*inputMethod: SCIM' | xrdb -merge scim & :wq

リンク

FreeBSD のインストール (jp.freebsd.org)

Hardening FreeBSD (bsdguides.org)

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